今、ニュースになっている、これ、事実なら許されない大問題ですよ。
2024年度に障害年金を不支給と判断された人が2023年度2倍以上に急増し、約3万人に
上ることが日本年金機構の内部資料で明らかにされました。
実に申請した人の6人に1人が不支給になった計算です。
それだけでもおかしいのに、その理由が障害年金センターのセンター長に審査に厳しい日本年
金機構の幹部が就任したからだという内部証言があるというから驚きです。
これ、本当なら、絶対許されないですよね。
制度自体が厳格化したのならわからなくもないですが、センター長が変わったからって?
そんな恣意的な理由?センター長の胸先三寸なの?そんなので、障害者の生活を決めるわけですか?
障害者に取っては障害年金の不支給は死活問題ですよね?それをセンター長が変わったから審査
きびしくなりましたって。おかしすぎますよね。
しかもこれ、身体障害者は数値などで客観的に判断されますが、精神・発達・知的障害者は
判定医で審査にばらつきがあると10年前に判定の公平性が疑問視されて、日本年金機構は対策
として判定ガイドラインを策定、1級から3級を判断する目安表を作り、2022年度には
「判定医任せでなく、日本年金機構が組織として関与する」として職員による事前審査を導入
しました。
ところが2024年度は目安表では基礎年金の支給対象に相当するのに、事前審査で不支給と
判断される事例が相次いだといいます。
ここに、前出のセンター長が絡んでいます。
判定医に対する「傾向と対策」を作り、日本年金機構側が支給を絞る方向で判断の誘導を図って
いたとの証言もあるようです。
ここまでされると、日本年金機構だけでなく、防衛費などの財源確保のため社会保障費を削ろうと
する政府の思惑が動いているのかと疑いたくなりますよね。
しかし、あまりにも客観性のない、不透明な判断なので、日本年金機構、判定医とは別に客観的な
判断ができる第三者を含めるなど、是正されることを願うばかりです。
参考再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLXvd5Ebg44JSp7YxHM2owNFD57lJqq9K8
https://www.youtube.com/playlist?list=PLXvd5Ebg44JTFh-3YNdf79C9eSVytZ0ot
https://www.youtube.com/playlist?list=PLXvd5Ebg44JSyxZfrfv7KbfPyM4zGzDtf