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今話題の、2万円の給付のお話です。
あたかも2万円の給付が決まり、あとはいつもらえるかの問題のような感じになっていますが、
それは早とちりで、実際はまだ何も決まっていません。あくまでも夏の参議院選挙に向けた
自民党の選挙公約にすぎません。自民党の今回の選挙公約の目玉として国民一人当たり2万円、
さらに、非課税世帯の大人1人に、プラス2万円、18歳未満の子どもには2万円を加算の緊急
物価対策と2030年度までに平均年収100万円増を掲げています。
石破総理がおっしゃったので、閣議決定されたかのような話になっていますが、総理大臣として
ではなく自民党総裁としてのお話です。
選挙公約ですから、選挙に勝てば議論するという話です。
自公で過半数取れなければぽしゃるかもしれない話です。あまり2万円いつやろいつやろと期待
してたら肩透かし食らうかもしれませんよ。
だいたい2万円なんてしょぼい、国民を馬鹿にしているとか、金持ちにも一律2万円なんて、
もっと低所得者に手厚くしてほしいとか、選挙前になると必ず現金ばらまくよねとか、給付金で
逃げてるだけで、減税や物価対策は置き去りにしてるなんて意見もありますよね。また実際に
事務処理をする地方自治体に丸投げで地方自治体の公務を妨害してるとか、もうさんざん言われて
ます。
野党各党も批判を繰り返し、独自の経済対策を出してはきてますが、どれも選挙対策で経済対策、
物価高対策になってませんよね。
本当に、今苦しいのはどうしてくれるのって言いたいですよ。
お米は備蓄米が出て少しだけ値下がりしたとは言いますが、高止まりしたようにしか思えないし、
中東情勢が緊迫化し原油価格が上がっています。
ガソリンの暫定税率は継続審議で助成金でごまかしてるけど、原油価格が上がっているので、
また値上がりするのは目に見えてますよね。
電気代もガス代も少し前に値下げされたばかりなのに、また値上げされることになるでしょう。
夏場に電気ガスの補助金出すことは決まっていますが焼け石に水にならなけれがいいんですがね。
中東情勢がさらに悪化すれば様々なものの価格に影響が出るかもしれません。
令和のオイルショックなんてことにならないように、早く戦闘行為をやめて平和になることを
願います。
そんな政界情勢や国民の生活が大変な状況でも、各政党は批判合戦で議席の取り合いに必死の
ようで、国民が物価高騰で生活に必死なのは見て見ぬふりです。
見えてるはずですよ、選挙公約に減税とかの物価対策や給付金の話、織り込んでますからね。
国民にとって今、何が必要かはわかっているはずです。
でも選挙ありきで先延ばし。先でも、いいので、減税も、物価対策も何もしないなら、バラマキ
でも何でもいいので取り合えず、2万円はほしいですよね。
では、政権交代もなく順当に行けば、いったい、いつくれるのでしょう。
夏の参議院選挙後、閣議決定され、秋の通常国会で議論を経て決定、支給されるとして、
それから地方自治体に給付事務を任せるので、早くて今年の年末、おおよそ年明けぐらいから
でしょうか。
自治体によっては年度内ぎりぎりになるところも出てくるでしょうね。
もしかしたら自民党が選挙に負けて話がなくなるかもしれません。
しかし、今、国会議員の皆さんには、消費税減税とかガソリンの暫定税率廃止とか年収の壁撤廃とか、
もっと、もっと議論すべきことあるはずですよね。
われわれ国民も、夏の参議院選に惑わされて、今から確実じゃない2万円で踊らされないように
しましょう。