どうなる「年金制度改革」減らすことは速攻!増やすことは先送り!孫子に付けを回すのが政策なの?

YouTube動画公開しました。

どうなる「年金制度改革」減らすことは速攻!増やすことは先送り!孫子に付けを回すのが政策なの?
https://youtu.be/g4hcbgygu7A?si=e6gugJgJGTBTBCHh @YouTubeより
#年金 #老齢基礎年金 #老齢厚生年金 #年金改革 #3号被保険者 #在職老齢年金 #年収の壁
年金制度改革の話、年収の壁とか在職老齢年金だとか、基礎年金の底上げだとかいろいろ話出ていますよね。
いったいどうなるんでしょう。
厚生労働省は令和7年1月17日検討案をまとめ、令和7年1月24日の召集の通常国会に提出します。
いよいよか!と中身を見てみると。
まず一番大事なところ、老齢基礎年金の底上げはどうなったのか。
現行の年金調整制度では物価上昇率が賃金上昇率を上回る場合は賃金上昇率を改定規準とする「マクロ経済スライド」が老齢基礎年金、老齢厚生年金の両方に適応され実質減額されています。
厚生労働省の試算では老齢厚生年金は財政状況がいいことから2026年度にも実質減額調整が終わり、老齢基礎年金は2057年度まで実質減額調整が続くことになります。
厚生労働省は厚生年金の積立金を活用して、この実質減額調整2036年度で両方同時に終わらせることで、基礎年金の底上げとする案を検討していましたが、実施の判断については2029年に予定している年金制度の「財政検証」以降に先送りするは方針に転じました。
2026年度に終わる厚生年金の実質減額調整を基礎年金と調整して2036年度に終わらせることで2037年度から減額調整なしで、年金額の見直し、増額にするという話だったはずが、2029年以降に検討しますに代わっています。
ちょっとこの時間差は不思議以外の何物でもありません。
次に「3号被保険者」の見直しですが、厚生年金加入者の配偶者だけ優遇されるのはおかしいという意見があり検討に入ったはずですが、こちらも2029年以降に持ち越しとなっています。

 

逆に減らすことは決まります。2028年4月から遺族厚生年金の制度を見直し、現在30歳未満の方は5年間の有期給付で、30歳以上の方は無期限給付なのを新制度では5年の有期給付の範囲を広げ、まずは40歳未満まで引き上げて、その後、約20年かけて60歳未満まで引き上げる案が出されています。
減らす案はさっさと出されますね。
最後に在職老齢厚生年金の減額となる基準額を引き上げる話。
現在所得が月額50万円を超えると、老齢厚生年金の一部または全額が減額になる制度ですが、高齢者の働く意欲をそぐという観念から、自民党は将来的な廃止を見据えて、段階的に引上げを行う案を出しています。
いい話のようにも見えますが、同時に厚生年金の保険料の算出基準になる標準報酬額の引き上げも検討されています。いい話に隠してしっかりと取りますよね。
今回の年金制度改革。ほかにも、106万円の壁とか関連法案がいっぱい出てます。
テレビのニュースやネットニュース、SNSなどしっかりチェックしておきましょう。

 

参考再生リスト

https://www.youtube.com/playlist?list=PLXvd5Ebg44JTFh-3YNdf79C9eSVytZ0ot

https://www.youtube.com/playlist?list=PLXvd5Ebg44JSyxZfrfv7KbfPyM4zGzDtf

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