障がい者の職業準備性

思いやり就労支援センターの松岡です。

 

 

日々、思いやり就労支援センターの利用者様はもちろん、知人やプライベートなSNS

などで、就労移行の相談を受けます。

障がい者であっても社会参加したい、就職して自立したい。

障がいのある子供の将来が心配。自力で生活できるように仕事を探してる。

など、 相談者も当事者や、ご両親、親類、友人などなど多種多様です。

中には、「えっ何で私に?」と不思議に思うくらい弊社より実績も、歴史もある

就労支援機関に通われている人までいます。

 

でも、話を聞いてみると、納得です。ほとんどの方が同じ状況なのです。

 

 

それは「まだ早い」ということ。

 

何の準備もなく、「仕事紹介してください。」と言われても・・・・・

弊社や、他の就労継続支援A・B型事業所、就労移行事業所、デイケアなどに通われて

いらっしゃる方からの相談で一番多いのが

「なんでもいいから、働きたい。お金が欲しい。」です。

そんな方に限って、とんでもない好条件を求めます。

そして、話を聞くと、事業所は休みがちで、ほとんど通えずにいるということ。 「

休んでばかりで、事業所に迷惑をかけているので、辞めて一般就労がしたい。」 というのですが、

「一般就労なら、休んでも良いのですか?」と問いかけると、答えに窮します。

中には「以前働いたことがある。」「友達が出来るっていた。」とか食い下がってくる

人 もいますが、 そういう話をすること自体が、準備が出来ていないと言うことなのです。

職業準備性ピラミッドというものがあります。

目にした人も多いかと思います。 少し解りやすくしたものを作りましたので、

見て下さい。

今自分がどこの段階なのかを 理解して、一般就労への準備をして下さい。 職業

今回は、少し厳しい内容になりましたが、無理をして就職

しても続かず、すぐに辞めて しまっては、何の意味もありません。多くの人に迷惑を

かけるし、一番しんどい思いを するのは、あなたなのですよ。 支援の必要な部分は、

支援を受けながら、一般就労への準備を始めましょう。