高齢者の方は非常に骨折しやすくなっています。
骨粗鬆症だと診断されていなくても高齢者になると、
骨の密度が減っていて、骨折しやすくなっているのです。
時には、少しこけただけで骨折なんてこともあります。
高齢者が骨折しやすい部位は主に
大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨近端骨折、腰椎圧迫骨折の4つです。
大腿骨頸部骨折は足の付け根の骨のことで、
転倒や尻もちをついたりすると、
衝撃で骨折することがあります。
橈骨遠位端骨折は手の骨のことです。
人は転倒するととっさに手をつこうとしますよね。
その時の衝撃によって、骨折してしまうことがあります。
上腕骨近端骨折は肩ぼ骨のことです。
肘を打ったり、つくことで負担がかかり骨折してしまいます。
腰椎圧迫骨折は腰の骨のことです。
大腿骨頸部骨折と同じで、
転倒で尻もちをつくと、腰の骨が圧迫されて
骨折することがあります。
骨折を防ぐには、普段からよく動いておくことが大切です。
筋肉を動かして転倒しにくい身体作りをすること。
そして、骨折しにくい骨にすること。
カルシウムを多くとるなど、食事でも工夫しましょう。
毎日少しずつ積み重ねることがポイントです。
健康で、骨折しにくい身体を作りましょう。