思いやり就労支援センターの松岡です。
私は仕事柄、弊社の利用者様だけでなく、友人知人から就活の
相談を受けます。
中には、「えっ???」っと思わせられる相談も多々あります。
まず、具体性がない。「仕事ありませんか?」「働きたいです。」
「どんな仕事?何がしたい?」の問いかけに、「なんでもいいです。」
と言う答え。
その割には、あれはいや、これはいや、遠いとか条件が悪いとか・・・
あげくの果てには「あなたに話してもわかってくれない。」と言い出します。
「とほほ~」ですよね。どうしていいのか私のも判りません。
次に多いのは、「この仕事したいです。」と職種や業種、時にはこの店、
この工場、この会社と、具体的な求人を探している方。
自分に合った仕事、自分の好きな仕事を見つけてきてくれればいいのですが、
多くに方は「楽そうだから。」「出来そうだから。」「家から近いから。」
と、見た目だけで決めつけてきます。
例えば、「コンビニのレジは、いてるだけで良いので楽そうだからやってみたい。」
これ言ってくる人、本当に多いです。
「お昼とか、めっちゃ混んだら大変やで。暇な時も、品出しとか在庫確認とか、
レジのお金数えて日報かいたり。クレーム言われたり、万引きとかもあるで。
結構大変やで。」と思いつくことを並べてあげると。
「ああ、そうか。」ってわかってくれる人がほとんどですが、中には「それはちがう。」
と聞き入れない人も。
それでも、ちゃんと考えて、出来ることと出来ないことは、はっきり出来る様に話を
します。
仕事を探すなら、もっともっと具体的に、どんなことをするのか。
もっと言うなら、どうやってその会社は利益を出して、給料を払ってくれるのか。
そのくらいのことは考えた上で、選んでいかないと、後から話が違うって言っても
始まりません。
ミスマッチで転職を繰り返すと、就職に不利になるばかりですよ。