昨日、3月22日に各省庁の障害者法定雇用率水増し問題を受けての国家公務員採用試験の
結果が発表されました。
障害者を軽視するような、排除するような、そんな問題を受けて、是正するために行われた
今回の採用試験ですが、更なる問題を浮き彫りにしただけになってしまっている様に思えます。
そもそも、不公平さを否めない所が多すぎます。
同一試験で、障害ごとの特性に配慮した試験内容ではない。
これは、厚労省が一般企業に配慮するよう強く求めていることではないでしょうか。
合理的配慮の欠落ですよね。障害者雇用促進法に抵触するのでは?
二次試験の面接の受付が先着順で打ち切られた。
予め決まっていて、しっかりと説明されていなかったのは、障害の有無にかかわらず不公平です。
他にも、色々あるようです。
また、面接時に嫌な思いをした方もいらっしゃるようです。
障害者雇用促進法も法定雇用率も、行政が決めたことで、罰則を科して、一般企業に履行を
求めるなら、自ら率先して行うべきじゃないでしょうか。