20年前の今日、仕事から帰って遅い食事をとり終え父と2人でくつろいでいた時、テレビの臨時ニュースで
信じられない光景が映し出されました。
大きく破壊され煙を上げるワールドトレードセンタービルサウスタワー。
情報もなく現状だけ伝える現地のアナウンサーの後ろに映し出されたライブ映像にノースタワーに激突する飛行機
が映し出され、日本から現地スタッフにインタビューするアナウンサーがそのことを伝えるも、現地では混乱の中
情報がなくモニターの映像を見て初めて2機目の突入を知るような状況でした。
余りの光景に現実なのか疑いをぬぐえないでいるうちにビルは崩壊してしまいました。
怪我を血を流して逃げ惑う人々がテレビに映し出されのを見て、被害の大きさ美身震いしました。
ライブで見ている間に起こったことですので、ビル内に多くの人が取り残されているのは容易に想像できました。
その後の懸命な救出活動ですくわれた方も多くいますが、2977人の尊い命が奪われました。
そんな中、飛行機が突入した階より上にいて、全従業員が無事避難した日本企業が有ります。
ちょうど日本の上司と定時連絡の時事件は起こりました。大きく選れたことを伝え地震だと思ったそうです。
でも、日本の上司は「ニューヨークで地震はおかしい、直ぐに避難しろ。」と指示を出します。
現地スタッフはマニュアル通り必要な書類を持って階段をひたすら降りて脱出に成功したと言います。
あまり報道されていませんが当時ニュースで見た話です。
危機管理と、「逃げる」と言う選択を恐れなかった上司の判断力が救った命と言えるでしょう。
「逃げる」と言う選択は恐ろしいものですが、素早い判断で「逃げる」と言う選択をすることが大切です。
「逃げる」ことは、恥ずかしいことかもしれませんが、これは良い例です。
大きな災害やテロ事件の報道を見るたび、自分や誰かを守るため「逃げる」と言う選択が出来る勇気を持とうと心に誓います。