ちょっと疑問。基礎年金の払い込みは60歳までだけど、60歳を超えて厚生年金に加入して働き続けると、
年金の納付額はやすくなるの?
基礎年金は60歳までで払い込みが終了しますが、厚生年金は70歳まで加入が可能になりましたよね。
そうすると、60歳からの年金納付額は基礎年金部分が無くなって、厚生年金の報酬比例分だけになる
のかなって思いませんか?
でもこれ、変わらないんです。なんか損しているようでしっくりきませんよね。
60歳から退職までの数年間も60歳までと同じ計算で年金の納付額が決まることになってます。
しっかり納付しても基礎年金に反映しないことになっているので、転職や病気、ケガなどで満額もらえる
480か月に達していなくても補填はされません。
もちろん厚生年金は増えるのですが、基礎年金分が比例報酬分に加算されることもありません。
年金の納付期間を45年に延ばすとか、厚生年金を国民年金の不足分の補填に使うとか、いろいろ話が
出ていますが、獲ることばかり考えず、長く働けば、よりいい老後が送れるようにしていただきたいものです。