終戦の日に思うこと~戦争と障害者

75年目の終戦の日です。

世界中で犠牲になった方々に謹んで哀悼に誠をささげます。

 

戦争という狂気の中、戦争に協力できない障害者は「役立たず」「穀潰し」と差別され迫害されました。

戦争体験者は高齢となり多くの方が無くなり記憶も薄れていますが、語り継がなくてはいけない貴重な

記憶です。

負の記憶を語り継ぐことで、同じ過ちはしない教訓としなくてはいけません。

 

現在も経済活動に参加できない「役に立たない」と差別迫害を受けているのが現状です。

障害者は「役に立たない」のではなく、社会が「役に立てない」ことが間違っているのです。

技術や医療が進み障害者の活動の場も増えています。社会全体で「役に立てる」仕組み作りをすれば、

障害があっても「役に立つ」ことはいくらでもあるはずです。

全ての人が、その人らしく「役に立てる」社会が理想ではなく現実であることを願います。