思いやり就労支援センターの松岡です。
前回で、面接時の身だしなみについて書きましたが、
いかがでしょう?鏡の前に立って、これなら行けるって
服、見つかりましたか?
見つかったなら、いよいよ面接です。
障がい者でも健常者でも、面接のマナーは同じです。
ネットや、書籍、求人誌(フリーペーパー)などを参考に
出来る人を演出しましょう。
面接時は、当然ですが、いろいろな質問をされます。
意外かもしれませんが、すべてに答える必要はありません。
プライベートな部分、趣味嗜好、思想、宗教等は、聞いては
いけないことになっていますので、答えれる範囲で答え、
嫌なら答える必要はないのです。
ただし、なぜ、答えないのか。なぜ、答えられないのか。を
はっきりと言いましょう。
黙って、スルーは聞いてない、理解できないと取られたり、
何か問題があるのでは?と勘ぐられたりします。
一般的な質問が終わると、障がいについての質問があります。
たいていの面接官は障がいについて知らないと思って間違い
ありません。
ですから、驚くような事を聞かれたり、傷つけられたりする
事もしばしばです。
でも、逆に考えると、素人相手なんですから、主導権は此方に
あるようなものです。
通院の為に休むのは当たり前、薬を飲む時間は必要。
こういう障がいなので、こういう配慮が欲しい。
遠慮せず、しっかりと伝えましょう。
就職がゴールではなく、続けることが大切なのです。
ここで、遠慮すると、後でお互いしんどくなり、せっかく採用
されたのに、すぐに退職、なんてことになりかねません。
面接前に、自分の障がいについて、しっかり整理しておきましょう。